さよなら、ヨーカ堂

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ちかくのイトーヨーカ堂(以下、ヨーカ堂
が、閉店まであと3日です。

ここんところは、駐車場に入ろうとすると、
前を走っている車が
1台、2台、3台・・・
吸い込まれるようにヨーカ堂の駐車場に
入っていきます。

こんなにたくさんお客さんが来ることは
もう何年もなかったのに
さいきんの集客力ははすごい。

レジの前には行列ができ、
ひとびとは複数の商品を買っている。

閉店だからセールの割引率が大きいってのも
理由かもしれないけど、
名残惜しい気持ちで行ってる
人もたくさんいてそう。

出入口には閉店を迎えるヨーカ堂への
メッセージを書けるように
ペンとメモ用紙が置かれていて、

「18年間ありがとう!」という平凡なもの
(これ、私も書きました)から

「こどものとき、万引きで捕まって怒られたけど、
今では2児の母です」という個性的なメッセージまで
貼り出されていて、

あぁ、なんかひとつの歴史が終わるんだな(大げさか!?)
と感じて、寂しくなってしまいました。

4歳の娘に「ヨーカ堂の次は何が来てほしい?」
と聞いたら
「次もヨーカ堂がいい!」と
本気(マジと読んでください)で言う。

ヨーカ堂がつぶれて、ヨーカ堂はやってこないって
いうのを分からないこどもの無邪気さ。
可愛いわ。
大人はそんなん思わんもんな~

ヨーカ堂の次、何できるん?」
「佐川急便の配送センターらしいで」
「えっ、なんもおもろないなぁ。」
みたいなかんじ。

いやいや、佐川急便の配送センター説は
案外、有力らしく、
これが俗にいう、アマゾンエフェクトか!
と妙に納得してしまうわたし。

しかし、実在店舗がなくなったら、困るなぁ。
ぜひ、ヨーカ堂の次も、ヨーカ堂を!
と思ってしまうのだった。

ともあれ、ヨーカ堂くん、18年間お疲れさまでした。
そして、18年間働いた人も13年間の人も2年間の人も
全ての従業員の方へ

「おつかれさまでした。ありがとうございました。」

と、美しく終わらせてはいけないのだった。

きょうのえほん。
 もうこれは、間違いなく、なんの疑いもなく、
 高畠那生さん「チーター大セール」でしょう。

おきゃくさんが、あまりこないチーターのお店。
ある日、そんなお店にやってきたご婦人に
チーターが売ってほしいと言われたものは・・・。

大人のシカクい頭をまる~くしてくれる絵本です。
イデアに困ったとき、物事を違う方向から眺めたいときに
おすすめですよ。

では、さようなら~。また会いましょう~。
   
         平成31年2月15日

チーター大セール [ 高畠那生 ]

価格:1,296円
(2019/2/15 17:43時点)
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