ぎりぎりの ひな飾り


やらなやらなと思いつつ、
毎年、3月3日直前に飾ることになる ひな人形。

ひな壇を組み立てるのが、案外難しく、
毎回時間がかかってしまう。

今なら、もっと簡略化されているのかもしれないが。
何しろ、わたし自身のお下がりなもので。
 
きのうやっと、ひな壇を組み立てました。
そして今、無人(むじん)。

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娘たちにひな人形は、飾りたいよな~?と聞いて、
わたしの仕事を減らす作戦。

2人とも「やるー!」
作戦成功。
それにしても、こどもの集中力はすごい。

小道具の剣を鞘から抜いて「ヤ~ッ」とか
多少、触り方が雑なことを我慢すれば
見本の写真を見ながらどんどん飾っていく。

 

そ  し  て

ついに完成しました(祝)

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 そのひな祭りの唄「たのしいひなまつり」の2番
「おだいりさ~まとおひなさま~」 って、
あの最上段にいらっしゃる お2人のことじゃないんですね。

先日、新聞を読んでいて知りました。
サトウハチローさんが作詞したこの唄が、
あまりにも有名になってしまい、
ひとびとは勘違いをするようになったということです。

正しくは、お内裏様が、男雛・女雛の一対の人形をさし、
おひなさまが、雛人形すべてをさすということです。
知らなかったよ~

このうたの替え歌が、わたしが小学生のときに流行っていました。

「お母さんが子どものとき、こんなんあったで~」
と娘たちに教えました。

「明かりをつけましょ 〇〇〇〇に」
「おはなをあげましょ きくのはな」
「ごにんばやしに ころされて~」
「きょうはたのしい 〇〇〇〇〇」

※〇〇〇〇は、見たら、眉をひそめてしまう方が
いるかもしれないので、ピー音にしときます。

これ、こどもに教えていいんかな~と迷ったけど、
「たぶん喜ぶわ」と思って、教えてしまいました。

実際は大うけ。 「え~お母さんそんなん、うたってたん?」
と尊敬のまなざし(?)

教育委員会的にはNGでしょうか。
だけど、こどもって 反対の意味とか、
タブーっていうところに すごく反応するんですよね。

「ころされて~」もアカンと分かって歌ってますよ。

わたし自身も不謹慎(の意味も分からない子ども時代)と思いつつも
友達とよろこんで歌っていました。

こどもが「うんち好き」なのと根本的には同じじゃないのかなぁ。

「ひな祭り」でなく、「タブー」がテーマだと、
ぴったりのおはなしがあります。
(ひな祭りのは、来年までに探しておきますわ)

「ノエル先生としあわせのクーポン」
今回は、絵本ではなく児童書です。

こんな先生がいたら
子どもは毎日学校が楽しくてしかたないんじゃないかな。

新学期に小学校に赴任してきたノエル先生。
期待していた若くてかっこいい先生じゃなくて
生徒たちは がっがり。

そんな生徒たちにノエル先生は、「クーポン」券を配ります。

そのクーポンの威力たるもの。ノエル先生、恐れ入りました。
わたしもノエル先生に担任になってもらいたかった!!

「寝坊する券」「学校を一日さぼる券」「忘れ物をする券」
「授業中にねる券」「カンニングをする券」「宿題をしない券」
他にも、まともな(?)小学生なら喉から手が出るほど
ほしい券がいっぱい。

生徒たちは、このクーポン券をどしどし使ったでしょうか?
そして、どんな使い方をしたでしょうか?
想像してみてください。

わたしも、こどもにクーポン券を配ってみようかな。
「おかあさんが一日中怒らない券」とか
「起きてから寝るまでに大好きって10回以上、伝える券」とか。
「ごはんの前にお菓子を食べてもいい券」もいいな。

ノエル先生としあわせのクーポン [ シュジー・モルゲンステルン ]

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